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高血圧の症状は頭痛?それは勘違いかも【予防医療】

2019-04-27

こんにちは。

「血圧が高くなったらどのような症状が出るのかな?」

こんな疑問を抱いてはいませんか?

本記事では、血圧が高いときの症状についてお伝えしていきます。

結論から言うと、血圧が高くなったからと言って、特有の症状はありません。

ですが、放置することで確実に大きな疾患につながります。

それでは、詳しくご説明します。

 

高血圧はサイレントキラー

実は、血圧が高いこと自体による自覚症状の出現はありません。

高血圧では特有の自覚症状が無く、健診受診や心疾患や脳疾患を発症して初めて高血圧に気付くというケースが多いです。

そのため、高血圧は「サイレントキラー」と呼ばれており、自覚症状が無いまま、静かに病状を深刻化させる要因になっています。

 

高血圧による症状?

高血圧によって頭痛や耳鳴り、胸痛が生じている場合、それらの症状は高血圧の症状ではなく、高血圧の合併症である狭心症や脳出血といった心疾患・脳血管疾患の症状である可能性が高いです。

自覚症状が出てきたときには、既に合併症の進行が認められているケースが多いため、症状があり、血圧も高いといった場合には、注意が必要です。

 

日常生活の中で頭痛や肩こりが生じることが多いと思います。その際、血圧を測定すると高くなっている場合がありますよね。

そういった場合、血圧が高いから頭痛や肩こりが生じているのか、もしくは、頭痛や肩こりが生じているから血圧が高いのか、どちらの可能性も考えられます。

高血圧、頭痛、肩こりの関係性を考えるとともに、それぞれを緩和できる方法や予防できる方法を取り入れて生活できるとより効果的でしょう。

 

高血圧だけど特に症状が無いから放置、は危険

高血圧でも特に症状が無いため、そのまま様子を見ていても大丈夫か?と言うと、そうではありません。

高血圧によって動脈硬化が促進され、心疾患や脳血管疾患に罹患するリスクが高まることはコチラでもお伝えしています。

高血圧によってすぐに何か身体にイベントが起きるわけでは無いかもしれませんが(すでに何かしらのリスクを抱えている場合には、一過性の高血圧でも重大なイベントが生じることがあります)、そのまま高血圧の状態が持続すると、確実に血管系の疾患のリスクは高くなります。

また、高血圧になっている原因が生活習慣に起因する場合には、その悪習慣が血圧だけでなく他の部分にも影響を及ぼしていることがあります。

例えば、不規則な食生活が原因で肥満になり、それが高血圧の原因の一つと考えられる場合、脂質異常や高血糖、脂肪肝など他にも何かしらの影響が出ている可能性が高いです。

 

まとめ

血圧が高くなっていても、特にそれに起因した症状が出ないことが多いです。

しかし、放置することで疾患の罹患率は高まります。

健診など何かしらの方法で血圧が高い傾向にあることがわかった場合には、その原因を考え、血圧が少しでも下がるように努めましょう。

 

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maki

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★看護師から産業保健師へ転職 // 企業所属保健師 // 産業保健や産業保健師、産業保健師への転職情報を発信中。産業保健師への転職を検討されている方を中心に、少しでもお役に立てると嬉しいです。

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