就職・転職

産業保健師求人の特徴と情報収集のコツ

2019-04-14

 

元看護師の私は、今産業保健師として仕事をしています。

産業保健師になってからも一度転職しています。

これまでの転職活動の経験を元に、今回は産業保健師への転職についてお話していきます。

産業保健師になりたいけど、どんな求人があるのかな。

産業保健師独特の特徴や求人情報の入手方法を知りたいな。

こんな疑問にお答えします。

 

この記事を読むことで、以下の点をクリアできるようになります。

・産業保健師求人の特徴とその理由がわかる

・求人情報の効率的な入手方法がわかる

 

産業保健師と言うと、以下のような理由から、看護師から転職する職業の中でも人気があります。

・夜勤が無く心身への負担が少ない

・土日祝日休み、長期連休が得られる

・有給休暇が取れる

・ワークライフバランスが良い

・キラキラしたOLの世界を体験できる

 

そして、誰でも新しい仕事に就きたい、転職したいと考えた時、求人情報を求めますよね。

きっとこちらをご覧の皆さんも産業保健師になりたい思っているのだと思いますが、産業保健師の求人には少し特徴的な点があります。

その特徴を知っておくだけで転職活動をより効果的に進められると思いますので、押さえておくと良いです。

 

産業保健師求人には「経験者募集」が圧倒的に多い

産業保健師の求人情報には「産業保健師○年以上の経験者募集」と言った経験者募集がとても多いです。

応募条件から未経験者が弾かれてしまい、むしろ未経験者が応募できる求人を探す方が難しいです。

なぜそのような現状があるのかと言うと、産業保健師は企業への配置義務が無いため、各企業に1~数名ずつしか配置されていないからです。

そして少人数だけの配置の中で空きが出たとしても、未経験者を育てるための教育体制が整っておらず、即戦力になれる人材を求める傾向にあるからです。

そのような中で募集が出るため、未経験者だけでなく経験者にとってもかなりの倍率になります。

未経験者にとっては、より狭き門ですよね。

このような理由から、企業は経験者採用を求める傾向にあります。

だからと言って、未経験者が応募できる求人が全く無いということはありません。

 

産業保健師求人には未経験者OKの募集もある

中には「未経験者OK」の求人もあります。

このような求人に多い傾向があります。

①大企業の求人

②派遣社員、産休代替派遣

③欠員では無く補充要員としての採用

 

①大企業の求人

大企業は複数名の保健師が所属していることが多く、また、専属の産業医が所属しているため、教育体制が十分に整っているケースが多く見られます。

そういった場合には、一から保健師として必要な知識や技術を教育していき、高い能力を備えた保健師に育てたいという企業側の目的の元、あえて未経験者や経験の少なめの保健師を採用することがあります。

このような求人は多くはありませんが、見つけたらチャンスと思って飛び込んで見ましょう。産業保健師として貴重な経験ができ、大きく成長できると思います。

 

②派遣社員、産休代替派遣

期間限定雇用のケースです。保健師は結婚・出産に関わらず仕事を続けやすい職業です。

大部分が女性保健師ですので、産休・育休制度を活用しながら仕事を継続していくことが多く見られます。

そう言った1年間という期間限定のお休み期間の代わりとして「産休代替派遣」として雇用するケースがあります。

このような求人はかなり多く見られます。

未経験者の入り口としてはとても入りやすく、且つ産業保健師としての経験値にもなりますので、早く産業保健師としての第一歩を踏み出したい方にはオススメです。

 

③欠員では無く補充要員としての採用

最近の社会では「健康経営」という動きが盛んになっており、企業は従業員の健康管理に力を入れ始めています。

そのため、企業は自社の産業保健業務体制の整理や強化を目的に、現在配置されている保健師に加え、追加で1~2名補充をするケースが見られます。

同じ理由で産業保健体制を一から構築する企業も見られますが、そういったケースでは未経験者では無く経験者が求められます。

ですが、補充要員としては未経験者の採用も可能なケースが多いです。

 

求人情報の傾向を掴もう

求人情報を見るとき、まず最初に以下の条件に着目すると思います。

①勤務地

②応募条件

③就業開始日

 

①勤務地

①では、産業保健師の就職先は企業になるので、それ故に東京、神奈川、大阪、名古屋など、都心部での求人が多くなっています。企業の本社の多くは都心部にあるので、そうなります。

しかし大企業の支社店は全国にありますので、転勤の可能性もあるでしょう。また、大企業が抱える工場の大部分は地方など遠隔地にありますので、そういった場所でも募集があります。

同じ大企業に所属でも、勤務地は都心でアクセスに便利な場所か、もしくは駅から離れたややアクセスに不便な場所に大きく分かれるケースが見られます。

 

②応募条件

②の応募条件は、経験者か未経験者かの違いですので、前述しています。

 

③就業開始日

③の就業開始日ですが、産業保健師求人は急募で情報が出ることが多いです。「できるだけ早く勤務開始できる人」「翌月から勤務できる人」など、早めに就業開始できる人を求めていることが多いです。

その理由としては、人気のある職業なので「募集すればすぐに見つかるから」というのが大きいと思います。

求人が出るタイミングも、就業開始日も、全く予想できません。仕事と並行して転職活動を行う場合、就業開始日はネックになると思いますので、注意する必要があります。

 

あらゆる情報網から求人を掴もう

求人情報は様々なところから入手することができます。

①転職サイト

②友人知人のツテ

③大学・学校の教授・先生

④企業のホームページ

詳しく説明していきます。

転職サイトで多くの求人が見られますが、それだけではありません。一番良い方法は、友人知人のツテです。

エージェントを利用して募集することで、企業には多額の費用がかかります。その費用をかけずに済むため、企業にとってはそのようなツテを利用して募集するケースもよく見られます。

また、保健師の資格取得のために通った学校や大学の先生も大きなツテです。大学の先生のような教授は保健師が集う学会や団体の会員である場合が多く、保健師関連の知り合いが多くいるはずです。そう言ったツテから求人が無いかどうかを知り得るケースはとても多いです。

ちなみに、転職サイトの求人情報は日々更新されています。できるだけ毎日チェックして、新たな情報が無いかをチェックするようにしましょう。

もしくは、転職会社に登録して、新たな情報があればすぐに連絡をもらえるように手配しておきましょう。

また、大手企業はネームバリューがあるためか、自社のホームページで保健師を公募していることが少なくありません。私も何度かホームページで公開されている求人情報を見つけたことがあります。

その方法であれば、企業はエージェントへマージンを支払わなくて済みますし、その企業に興味を持っている希望者を多く集めることが可能です。中小企業ではホームページで公募してもなかなか集まりにくくなりますが、大企業では皆が関心を持っているため、その方法でも募集が可能になります。

そのような求人情報もありますので、時間があれば気になっている企業のホームページを確認するのも良いでしょう。

 

まとめ

求人情報は入手した者勝ちです。入手できなければ勝負の場にも行けません。

早く入手できれば応募までも早くできますし、対策もできます。とにかく多くの求人を見つけることにより、産業保健師として仕事に就ける可能性が高まります。求人の傾向を掴み、情報をたくさん見つけていきましょう。

求人情報をたくさん入手するためのポイントについてはコチラでもお伝えしています。

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