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産業保健師に転職するための3つの秘訣(企業探し編)

2019-09-08

産業保健師への転職を決めたら、まず最初に行うのは、募集している企業を探すことです。

こればかりは入念に、地道にコツコツとチェックしましょう。

基本的に、情報は多くて困ることはありませんので、ひたすら情報収集を行いましょう。

そして、同時に自分の求める企業の条件についても考えておきましょう。

闇雲に情報検索を行なっていても、自分の希望する条件と合致しない情報は不要ですので、無駄になりますよね。

そのため、自分がどのような企業で仕事をしたいと思っているのか、どのような働き方をしたいと思っているのかといった、自分の理想とする企業条件や就業条件を考えてから、情報収集を行いましょう。

もちろん、検索をしながら自分の条件を考えるのも良いですが、最初に自分の希望を出しておくことで、後々面倒なことにならないで済みますので、できるだけ早い段階で希望条件を考えましょう。

その中でも、「これだけは譲れない」という条件も同時に挙げておきましょう。

転職先とのミスマッチを防ぐための希望条件の考え方は、こちらを参考にしてみてください。

産業保健師に転職するための秘訣(募集企業探し編)

それでは本題です。

産業保健師を募集している企業を探すための方法としては、以下の3つをお勧めします。

indeedに登録

②転職サイトに登録

③インターネット検索

それでは詳しく説明します。

indeedに登録をする

Indeedは複数の転職サイト情報をまとめて掲載していますので、募集案件を探すのにとても効率が良いです。

転職サイトにとどまらず、募集を掲載している企業ホームページやハローワークの情報なども掲載していますので、あらゆるサイトからの情報をまとめて見ることができます。

Indeedは自分で検索して案件を探すことができますので、「保健師、企業、希望の都道府県名」といったような絞り込みを行うと良いでしょう。

また、indeedには毎日メールで掲載情報をお知らせしてくれる機能がありますので、メール配信に登録しておくとより効率が良いです。

メール配信の検索条件は複数パターン登録できますので、「保健師、正社員」という組み合わせなど、自分の希望条件を複数組み合わせて登録しておきましょう。

また、indeedの情報は掲載内容を簡単にまとめて記載している場合があるので、「掲載元で情報を見る」というボタンがある場合には必ず掲載元で詳細情報を確認しておきましょう。

募集期限が切れているものもありますので、注意してください。

しかし、募集案件を一番多く入手できる方法なのではないかと思います。

案件の少ない産業保健師枠で、「入手できる情報数が多い」というのは魅力的です。

転職サイトに登録する

看護師として病院を転職する場合にも同様の手法が使えますが、産業保健師の場合も有効です。

ですが、情報量やコンサルタントの質は転職会社によって差がありますので、しっかりと吟味したり判断したりする必要があります。

こちらでは、私がお勧めする転職会社をお伝えしたいと思います。

全て面接と採用合格までサポートしていただいた経験があり、使ってみた感触から支援内容まで、とても好感触の転職会社です。

募集案件が豊富ですので、必ず登録しておきましょう。

アポプラス

MCナースネット

自分でインターネット検索をする

最後の手段のように感じるかもしれませんが、これも意外と重要です。

大手企業ほど転職サイトに募集を出さないことがあります。

企業によっては、人員を補いたい場合は決まってHP上に掲載するなんていう企業もあります。

なので日頃からメジャーな企業のHPを見ておくのは、いち早く情報を掴むためには良いと思います。

ですが、とても効率が悪い方法ですので、空き時間にちょこちょこ調べるなど、時間に余裕があるときにやってみてください。

ちなみに、昨今の健康ブームの火付け役になっているのは、経済産業省が関わる「健康経営銘柄」「健康経営優良企業」といった企業ブランドが出来上がっていることです。

毎年1回、ある基準の元に企業を評価し、基準をクリアしている企業に対して上記を認定し表彰しています。

これは「従業員の健康づくりに対し、会社として力を入れています」という証にもなるようなものです。

2019年、健康経営銘柄は37社、健康経営優良法人の大規模法人は818法人、中小規模法人は2502法人となっています。

これらの企業は従業員の健康のために力を注いでいる企業ということになりますので、保健師が所属しているケースが多いです。

これらの企業のHPを覗き、保健師の募集を確認するとともに、企業が従業員の健康に対してどのような取り組みを行っているのかを見ておくと良いでしょう。

「これから産業保健師になりたい、でもまだ未経験で何もわからない」という人にとって、今企業はどのようなことに力を入れているのか、つまり、企業が抱えている課題は何かを知ることができますので、自分が保健師として就職して何をすることになるのか、何ができるのかを考えるきっかけになると思います。

つまりそれは、転職の書類作成や面接でも活かすことのできる知識になります。

<参考>

健康経営銘柄2019

健康経営優良法人(大企業部門)2019

健康経営優良法人(中小企業)2019

 

最後に

さて、転職活動において、産業保健師を募集している企業を見つけ出すことは当たり前ですが重要なことです。

そして未経験社にとっては、「未経験者可」という一文を含む募集企業を探し出すことに必死になると思います。

まずは自分の条件に合った企業を多く見つけ出しましょう。

もちろん、「正社員」「年収600万以上」「定時帰社」といった自分に都合の良い条件ばかりを並べてしまうと、その分だけ当てはまる企業が少なくなりますので、最低限譲れない条件だけを考えて募集案件を探すようにしましょう。

当たり前のことを並べていると感じた方は多いと思いますが、はっきり言って、転職は運とタイミングが鍵を握っていると思っています。

日々コツコツと準備を進めていると、あるとき案件に出会うことができたり、採用が決まったりします。

狭い世界への転職は大変だと思いますが、あきらめずに頑張りましょう!