ワークライフ

フレックスタイム制度とは【ワークライフバランス重視】

2019-04-10

普段は企業で産業保健師として仕事をしています。

仕事内容や転職活動についてお話してきた中に「フレックスタイム制度」という言葉が出てきました。

もともと看護師だった私は、この言葉を知りませんでした。

しかし実際にフレックスタイム制度適用だった企業に勤められたおかげでその制度を知ることができ、とてもメリットを感じています。

こんな経験から、今回はこんな疑問にお答えします。

フレックスタイム制度って何?それがあるのと無いのでは何が違うの?

 

それでは詳しく説明していきます。

 

フレックスタイム制度って何?

基本的に、どの企業も就業時間が定められていると思います。

求人情報でも、就業時間が提示されていますよね。例えば9:00〜17:00とか。

 

もしフレックスタイム制度適用だった場合、この始業時刻と終業時刻を自分で決めることができるようになります。

「じゃあ、10:00に来て、早く仕事終わらせて12:00に帰っても良いの!?」

いえ、それはOKとは限りません。

このフレックスタイム制にもいくつか条件があります。
 

フレックスタイム制度の条件

1)総所定労働時間(契約時間)を1ヶ月間で満たすように調整ればOK

まず、法令や企業の就業規則で定められているのですが、1ヶ月間の総所定労働時間(契約時間)があります。

月によって休日日数などが異なるため、その月によって時間数が異なります。

 

その時間数は満たさなければなりませんので、遅く出社する日や早く帰る日があったとしても、1ヶ月のうちのそう労働時間が契約時間を満たしていればOKとなります。

 

2)コアタイムの時間帯は業務を行えばOK

フレックスタイム制度には、「フレキシブルタイム」と「コアタイム」と言われるものがあります。

フレキシブルタイムとは1日の就業時間のうち自由が効く時間帯です。

コアタイムとは、フレキシブルタイムの逆で、1日の就業時間のうち自由が効かない、つまり就業していなければならない時間帯になります。

つまり、

1日の労働時間帯=フレキシブルタイム+コアタイム

で成り立っています。

 

上記二つの条件を含めて例を挙げると、就業時間が9:00〜17:00で、コアタイムが10:00〜14:00だった場合、コアタイムの時間帯に仕事に就いていれば問題無く、就業時間をずらした場合には、その月の総所定労働時間さえクリアすれば良いのです。

 

3)実際の労働時間が総所定労働時間を超えた場合は?

超えた場合は、残業代として支給されます。

 

4)実際の労働時間が総所定労働時間を満たさなかった場合は?

満たさなかった場合は契約違反と同じですので、その時間分の給与が引かれたり、ペナルティがつく場合があります。就業規則を確認してみましょう。

 

フレックスタイム制度のメリット

時間の自由度が増すため、プライベートの自由度も増します。業務中の急な体調不良にも対応できます。

・時短制度を使わなくても子供を保育園に送ることができる

・子どもの急な病気での呼び出しに対応しやすい

・体調が悪いとき、早めに帰宅できる

・仕事が溜まってしまった場合、残業したり早く出社するなど、調整しやすい

・少し寝坊してしまっても、遅刻扱いにならない

・午前または午後の半日を休みにしたい場合、フレックスタイム制度を活用し、年休を使わずに休むことができる(これは企業によるかもしれません)

 ↑この最後の例として、午前中の就業時間が9:00〜12:00だった場合で考えたとき、その午前中を丸々休みにした際に、本来は年休を半分充てるのが通常だと思いますが(看護師の場合はそうです)、年休を消化せずフレックスを利用し、結果的に1ヶ月の総所定労働時間を守ればOKということです。

全体をまとめると、1ヶ月以内で時間調整を行えば良いので、時間管理さえできれば、時間に縛られずに自由に仕事やプライベートに時間を割くことができます

 

フレックスタイム制度のデメリット

正直なところ、デメリットに感じたことはありません。

 ・自分の労働時間を自己管理する必要がある

この程度でしょうか。

基本的に私は就業時間を守っているところがあるため、1ヶ月の総所定労働時間を切ることはありません。

 

私はデメリットを感じたことがありません

急な体調不良や受診時間に間に合わなくて早退したいときなど、早めに帰りたいと思ったときはとても便利です。

お子さんがいて、急に電話で呼び出された場合には、とても便利ですよね。急なことに対する対応幅が広がるのが一番のメリットでしょうか。

あと、半日休みが欲しい時にも利用できるので、これはとても大きなメリットになっています。

 

フレックスタイム制度が適用になるかは企業や就業条件次第

私は今フレックスタイム制度が適用されていますが、就業開始から3ヶ月間は試用期間でしたので、適用外でした。

むしろ、フレックスタイム制度に関しては求人情報はもちろん面接でも説明がありませんでしたので、実際に勤めるまで、適用されていることを知りませんでした。

むしろ、そのような制度があることを知りませんでしたので、気にすることなく転職活動しましたし、コアタイムのこととかそのメリットのことを何も知らなかったんです。

ですが、よくよく聞くととても便利な制度で。今ではとてもありがたいと思っています。

フレックスタイム制度を導入している企業でも、その職種や配置、就業形態によって適用内外が変わってきます。

求人案件には「フレックス適用」という記載が最初からある場合も時々はありますが、滅多に見かけません。出会ったらラッキーと思って良いと思いますよ 🙂 

  • この記事を書いた人
maki

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