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産業保健師の研修会やセミナー【過去に参加したもの】

2019-05-14

こんにちは。

疑問ホケンシ

研修ってたくさんあるけど、何に行けば良いのだろう?

保健指導に役立つセミナーとか、目的に合ったセミナーへ行きたいな

こんな想いを抱えてはいませんか?

本記事では、私が産業保健師1〜2年目に参加したセミナーについてお伝えしています。

新米保健師の方や今現在保健師を目指している方でも難しい内容では無いと思いますし、ベテランの方も勉強になると思います。

私が参加した産業保健の研修会やセミナー

当時のトレンドですので、今とは多少異なるかもしれませんが、そこまで大昔では無いので、外れてはいないと思っています。

あくまでも私が選択して参加したセミナーなので、同じようなセミナーに興味がある方は参考にしてみてください。

法令関連

1)産業保健セミナー(主催:神奈川産業保健総合支援センター)

「やさしい関係法令」産業保健相談員 中山 絹代

 

<感想など>

保健師になりましたが、法令関連はだいぶ更新されていましたので、こういった研修へ参加することで法令知識の確認と更新につながりました。

法改正の前後では特に改正内容のポイントについて説明がありますので、とてもわかりやすく、改正にも対応しやすいと思います。

栄養指導関連

1)健康寿命を延ばす食生活改善(主催:東京顕微鏡院)

「栄養データから読む生活習慣病予防~明日から役立つ実践講座」

東京大学大学院医学系研究科 社会予防疫学分野 教授 佐々木 敏

 

2)栄養指導を結果につなげるセミナー(主催:家族計画協会)

「社員の生活リズムから考える健康経営の戦略」

(有)クオリティライフサービス 代表取締役 管理栄養士 小島 美和子

 

3)栄養指導を結果につなげるセミナー(主催:家族計画協会)

「最短ルートで食習慣を整える特定保健指導の秘訣」

(有)クオリティライフサービス 代表取締役 管理栄養士 小島 美和子

 

<感想など>

保健師になってから、仕事の中で大きな割合を占めるのが保健指導になります。

従業員の健康診断の結果等から、従業員が抱える問題点を見つけ出し、生活改善を行うことで、健康状態の改善を目指します。

そういった保健指導の中で、食事指導が必要となる場合がとても多いので、最初に栄養指導に役立つ知識を得ておくのは、仕事をしていく上でとても有効です。

また、他の記事でご紹介していますが、総合研修に数回足を運んでいる中で、小島先生のファンになってしまいました。

講義内容や教えてもらえるスキルはとても有効ですので、度々参加させていただいています。

海外関連

1)東大医科研病院メディカルセミナー「海外渡航・赴任時における感染症対策」

東大医科研病院 感染免疫内科 内科医 鯉渕 智彦

 

2)海外進出安全衛生情報交流会 (主催:中央労働災害防止協会)

・「海外赴任者のメンタルヘルス対策の取組事例」

産業医科大学産業生態科学研究所 作業関連新刊予防学研究室 SONY 産業医 岩崎 明夫

・「タイにおける日系企業従業員の食生活改善指導事例」Marimo5Co.,Ltd 代表取締役 大和 茂

 

<感想など>

なかなか海外の情報は入手しにくいです。

また、事例を聞ける場は少ないですので、海外関連のセミナーには積極的に参加するようにしています。

海外での事例は日本での事例と大きく異なりますので、とても参考になります。

特に、海外の環境は実際に行って見なければわからないことが多いですので、少しでも環境について理解し、自社の従業員の生活・仕事環境を理解できれば良いと思っています。

プレゼン技術

1)かながわ健康支援セミナー(主催:神奈川県予防医学協会)

「プレゼンテーション・マインド」東京工芸大学芸術学部 大島 武

 

<感想など>

看護師から保健師になり、一番戸惑ったのは、健康教育かもしれません。

看護師時代にも、学会発表や院内発表、病棟勉強会など、人前で話をすることはありましたが、講義形式で、しかも自分よりも大先輩を相手に話をする機会はありませんでしたので、とても緊張しました。

そういった教育場面で、このようなマインドスキルは役立ちます。

救急対応

1)ファーストエイド・CPRAED(主催:日本ACLS協会)

 

<感想など>

もともと集中治療の現場にいたので、救急対応に戸惑いや不安はありませんでしたが、現場を離れるとどうしても感覚は忘れてしまいます。

実際に心臓マッサージをするような場面にも、なかなか出会いません。

そのため、ブラッシュアップ目的に、定期的に受講しています。

学会・フォーラム

1)日本産業衛生学会(2017年度、東京都開催)

 

2)産業保健フォーラム (主催:神奈川県横浜市)

・「健康経営の動向と産業保健スタッフの役割」

四日市看護医療大学名誉学長、日本産業看護学会理事長、帝京大学大学院公衆衛生学研究科客員教授

河野 啓子

・「横浜健康経営認証制度について」

国際医療福祉大学小田原保健医療学部服学部長、看護学科学科長 荒木田 美香子

・「大塚製薬(株)の“健康経営”」

大塚製薬(株)人事部部長補佐 ダイバーシティ推進プロジェクトリーダー 健康管理室長 田中 静江

・「三井化学(株)の健康経営」

三井化学(株)本社 健康管理室長 統括産業医 土肥 誠太郎

 

<感想など>

日本産業衛生学会員になっています。

毎年様々な場所で開催されていますので、近場でおこなわれる際には足を運びます。

自分ではとてもわからないハイレベルな内容もありますが、産業保健職として役立ちそうな話を選んで聞いています。

会場にはいろいろな業者が集い、最新の医療機器や医療サービスを紹介してくれるので、そういった新たな発見のためにも有益です。

総合研修

総合研修は2〜4日間にまとめて行われる研修で、複数の内容が1セットになっています。

これから保健師になりたいと思っている人、保健師への内定が決まった人、保健師を初めて間もない人にとって参加するとメリットが大きいと思います。

とはいえ、ベテランさんも多く出席されていたので、内容が優し過ぎることも難し過ぎることもありません。

内容についてはコチラの記事でお伝えしています。

まとめ

研修の選択は難しいですよね。

産業保健の研修だけでなく、その他の領域の研修が意外と役立つこともあります。

多くの研修へ出向くのは難しいかもしれませんので、選択の参考にしていただけると嬉しいです。