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産業保健師が困ったときはさんぽセンターへ【研修や図書貸し出しあり】

2020-05-31

さんぽセンターって聞いたことがあるけど、どういうところなんだろう??

産業保健に関するセミナーに行きたいけれど、どれも高いし・・・無料の研修は無いのかな??

 

こんな疑問を解決します。

 

さんぽセンターとは

労働者健康安全機構をご存知ですか?

こちらは厚生労働省が管轄している法人です。

この労働者健康安全機構の組織のひとつとして、産業保健総合支援センター(通称「さんぽセンター」)があります。

出典:労働者健康安全機構

さんぽセンターの役割は以下のようになっています。

窓口相談・実施相談 

研修

情報提供

広報・啓発

調査研究

地域窓口(地域産業保健センター)の運営

両立支援コーディネーター研修

 

さんぽセンターについて、もう少し説明していきますね。

 

全国各地に設置されている

このさんぽセンターは全国に設置されています。

自分の家や職場の近くにあるさんぽセンターを確認してみましょう。

 

いつでも相談できる

相談窓口としての機能があり、幅広く相談を受けてくれています。

保健師だけではなく、人事労務担当者等、産業保健に関わる相談であればどなたからでも相談できますので、「こんな相談しても良いのかな」と思うことなく、どんどん相談しましょう。

 

ちなみに私は、保健師1〜2年目の頃、業務で困ったことがあって相談をしに行きました。

2箇所のセンターへ相談へ行きましたが、どちらのセンターもベテランの優しい保健師さんが対応してくださり、一人職場で相談先の無かった私にとっては、業務だけではなく気持ちの面でも大きく救われました。

先輩保健師さんがいる職場ではあまりこのような相談先を使うことが無いかもしれませんが、相談先に困ったときや他の人に相談してみたいと感じた場合には、ぜひ利用してみてください。

 

無料で研修を受けられる

さんぽセンターでは様々な研修が開催されています。

開催されている研修の対象者は、産業保健に関する業務を担う人々となっています。

そのため、産業医、産業保健師、人事労務担当者等の職種にとって有用な研修が用意されています。

研修例)

職場のメンタルヘルスと基本的なセルフケア

事業所における新型インフルエンザ対策

過重労働防止のための留意事項

建設業におけるアスベスト対策

派遣・請負労働者の健康管理

職場における腰痛対策

作業環境管理の進め方

労働衛生法規及び労働衛生行政の動向

 

上記のような研修をいつでも開催しているわけではありませんので、随時チェックして希望の研修に参加したい場合には申し込むような形になるでしょう。

場所によっては産業看護職のための総合研修も開催されています。

神奈川県のさんぽセンターの場合は「産業看護職研修・交流会」という総合研修会が開催されていますので、興味のある方は参加してみてはいかがでしょうか。

 

図書やビデオ、計測器を借りることができます

さんぽセンターによりますが、図書やビデオ、各種計測器の貸し出しが行われています。

また、種々のリーフレット・パンフレットも無料です。

多くの情報を入手することができますので、研修へ参加される際には色々な情報資料をいただいてきたり、借りたりすることも良いと思います。

 

産業保健に関する情報を得られる

随時、ホームページや各センターからのメールマガジンによって情報提供が行われています。

メールマガジンに登録しておくと研修情報も得ることができますので、早く情報を入手したい場合には登録しておくことをオススメします。

 

小規模事業場の支援は地域窓口(地域産業保健センター)で

労働者数50人未満の小規模事業場の事業者や労働者に対して、原則無料でサービスの提供を行っています。

小規模事業場で産業保健に携わっている場合には、地域窓口へ相談したりサービスを受けることができますので、積極的に活用しましょう。

 

さんぽセンターへ行ってみよう

さんぽセンターは、まだ認知度が高くないため、とても良いところでありながらもまだまだ効果的な活用が行われていない印象があります。

ぜひさんぽセンターについて知り、自分にも会社にも有効活用できるように動いてみていただきたいと思います。

 

センターの担当者は日々異なりますので、事前に確認してから行きましょう。

 

各さんぽセンターの特徴を少しずつお伝えしていきますね。

 

最寄りのさんぽセンターのチェックが済んで余裕があれば、他所のセンターものぞいて見てください。

地域特有の情報だけではなく、地域関係無く共通して活用できるような情報がたくさんありますよ。

 

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おまけ

労働者健康安全機構でも多種の情報を入手することができます。

中でも、こちらの情報はweb上で閲覧できますので、お時間があるときにぜひご覧ください。

安全衛生委員会で活用できそうな教材・PPTやマニュアルをがあります。

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3ヶ月ごとに情報誌が発行されており、バックナンバーも読むことができます。

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