健康管理室ってどういうところなのかな??
こんな疑問を解決したいと思います。
産業保健師がいる場所
産業保健師として仕事をする場所して、健康管理室や健康管理センターが挙げられます。
これは一例にはなりますが、こういう企業が多いような印象です。
オフィスの一角にある場合や、工場の中に位置する場合など、その部屋がどこの位置するかは様々です。
その健康管理室に複数の保健師がいる場合もあれば、ひとりの場合もあります。
また、「センター」といったやや規模の大きい形になると、20〜30名の保健師が配置されている場合もあるようです。
健康管理室・健康管理センターについて
健康管理室がどのような場所なのかを説明する場合、小学校や中学校の保健室のような感じとも言えますが、そこまで医療処置寄りの場所でもなく、あくまで産業医や産業保健師が仕事をできる場所となっており、付随して医療的な設備があるようなイメージの方がふさわしいように思います。
つまりは、以下のような感じです。
・産業医、産業保健師のデスクやPCがある
・カルテや書類が保管されている
・休養室がある
・救急箱がある
産業医・産業保健師の仕事部屋
産業医や産業保健師専用のデスクやPCが設置されており、通常の業務は各自の席で行ます。
また、その場所もしくは近くの小部屋で面談や相談対応をします。
自分専用のデスクがあるのは、病院と会社の大きな違いかもしれませんね。
私個人としては、自分専用のデスクやPCがあるのはとてもありがたいことですし、自由に使えるのでとても助かります。
充電器やお菓子など、私物ももちろん入っていますよ(笑)
部屋の中や近くには自分のロッカーがあり、必要に応じて着替えたり、自分のものを入れておくこともできます。
私は仕事中には作業がしやすいように、また緊急対応の場合に動きやすいように、作業着や少しラフな格好をしています。
また、通勤時にはヒールのある靴を履くことが多いですが、仕事中にはスニーカーや動きやすいサンダルを履いています。
そういう着替えをロッカーに入れています。
診療設備
会社によっては、診療所が併設されている場合もあります。
工場の場合には、怪我をした従業員に対応するために診療設備がある場合が多いようです。
しかし徐々に「産業保健」と「診療」は区別されるようにもなってきており、また管理料的にも廃止の方向になってきる企業もありますよ。
カルテや書類の管理
カルテや書類については、デジタル化されている企業もあります。
総合病院では電子カルテ化が進んでいますよね。
企業も同様に様々なシステムが整備されてきており、カルテや書類の保管・管理も電子カルテのように紙ではなくデータで管理されているところもあります。
これは企業によって異なっており、企業規模で異なるとも言い切れませんが、やはり資金力のある大きめの企業の方がデジタル化がされている傾向が大きいような印象です。
今回はここまで
健康管理室について簡単にお伝えしてきましたが、休養室や救急箱についてはまた別でお伝えしたいと思っています。