産業保健師の日常

産業保健師の給料や年収が気になる!

2019-04-16

こんにちは。

 今回は、気になる産業保健師の給料面についてお伝えします。

看護師と比べて減るの?

だいたいの手取りはいくらくらいなのかな?

こういった疑問にお答えします。

 

 結論から言うと、実際に手に取る給料は、夜勤ありの常勤看護師と比較すると少しだけ下がります。

ですが、実際に仕事をする時間数と給料を考えると、保健師の給料は悪くなさそうです。

むしろ、労働量から考えると、良いと思います。

それでは、詳しく説明していきます。

 

正看護師の平均給与・年収は

正看護師としての給料の平均は、年収で586万円となっています。

20歳代では年収300~370万円、月の給与は25~31万円

30歳代では年収400~470万円、月の給与は24~38万円

40歳代では年収520~580万円、月の給与は43~49万円

ボーナス平均128万円

以上が相場のようです。

 

保健師の平均給与・年収は

保健師としての給料の平均は、年収で528万円となっています。

20歳代では年収300~370万円、月の給与は19~25万円、ボーナス75万円

30歳代では年収400~470万円、月の給与は25~30万円、ボーナス90万円

40歳代では年収500~590万円、月の給与は30~37万円、ボーナス130万円

50歳代では年収600~640万円、月の給与は39万円、ボーナス155万円

以上が平均相場のようです。

 

夜勤が無い保健師と夜勤がある看護師の給料は同じくらい…?

上記の平均給与は就業形態や就業場所の違いに関わらず、全てを算出しての平均ですので、あまりあてにはならないかもしれません。

若い年齢では看護師の方が良いですが、年齢を重ねるにつれて差は縮まります。

 

しかし、気を付けるべきなのは、保健師は看護師よりも派遣や契約社員もという形態の人が多く、正社員としては少ないということです。

就業形態に差があるため、それに伴い給料の差も大きくなっています。

また就業形態だけではなく、所属組織や企業によってもかなりバラつきがあります。

看護師と比較し、同じ保健師でも就職先によって給料の差は大きくなっています。

 

行政保健師、産業保健師、学校保健師の給料にも多少の差がある

平均として見ると、産業保健師が一番多く、学校保健師が一番少なくなっています。

とは言え、これもあまりあてにはなりませんが、学校保健師は特に派遣や契約社員である場合が多いため、給与平均は少なくなる傾向にあるかもしれません。

 

産業保健師の給料は企業規模によっても異なる

産業保健師は企業に所属する保健師になるため、企業の業績によって給与は左右されます。

そのため、大企業といった業績の大きな企業の方が、給料は高くなる傾向になります。

大企業の平均年収は600万円

中小企業の平均年収は500万円

以上の様な統計が出ているようです。

大企業の正社員保健師になると、1000万円に達する人もいるようです。

 

中~大企業の正社員として勤める私の年収

中~大企業に勤めている私の給料はと言うと、年収約530万円程度ですので、おそらく上記の平均に当てはまっている感じがありま

す。

派遣社員や契約社員の給料

派遣社員だと時給1800~2000円のところが多いです。

契約社員だと月の給与は正社員と大差ないかもしれませんが、ボーナス額に差があることが多く、年収としてはやはり正社員の方が高くなる傾向にあります。

 

給料の面から言えること

お金をとにかく稼ぎたいなら看護師

看護師は夜勤があるので、夜勤専従看護師になると、月40万は軽く超えます。

肉体的疲労は大きくなりますが、お金を第一に考えるのであれば、保健師ではなく看護師としてバリバリ仕事をしましょう。

 

有給を多く使える保健師は実時給単価が高め

看護師と保健師の給料が同じくらいと考えた場合、有給休暇が滅多に取得できない看護師に比べて保健師は有給休暇を多く取得できますので、年間休日数を考慮すると、実労働あたりの時給単価は高くなると考えられます。

 

まとめ

産業保健師の年収は、だいたい350~550万円と、年齢や企業業績によって異なります。

年収が高めの場合には、仕事内容や負荷も大きくなる場合がありますので、給料だけを基準に求人案件を見るのはあまりオススメしません。

ただ、OLのようなライフスタイルでも割と高めの年収になるので、一般的には悪い給与では無いと思います。

 

平均年収について、参考・引用 https://heikinnenshu.jp/iryou/hokenshi.html