近年Google AdSenseの審査基準が厳しくなっているとのこと。
そんな厳しい状況真っ只中ですが、審査に合格するポイントについて解説します。
「価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)」が理由でアドセンスに通過できない。
記事のどこに問題があるのかよくわからないなぁ。
こういったお悩みを解決したいと思います。
この記事を読むと、審査に合格できる記事のポイントが理解できると思います。
本記事では以下の内容をお伝えします。
・「価値のある記事」について
・アドセンス審査通過基準は不明確
・記事内容のオリジナリティを客観的に判断できるツール
・私の合格までの道のり
なお、本記事では以下基本事項をすでに押さえている方に読んでいただきたいと思います。
・独自ドメインを取得し、有料ブログを開設している。
・Googleコンテンツポリシーを既に確認している。
・記事の書き方を他ブログから勉強し、基本は押さえているつもり。なのに審査に通過できない。
私はこのブログの他にももうひとつブログを開設したのですが、どちらも4記事でアドセンス審査を通過しました。
しかし、道のりはそれなりに長く、何度も悩みました。
「価値の低い広告枠」の理由で不合格通知をたくさんいただいたのです。
しかし、この道のりのおかげで審査通過のポイントがわかってきました。
「価値のある記事」とは
読者にとって「価値のある記事」と判断されるためには、以下のポイントを押さえる必要があります。
「価値のある記事」とは
①他の人が既に公開している情報と同じでは意味が無い
②オリジナルの情報が必要
③読者が求めている情報やプラスアルファになる情報である必要がある
つまり、誰か他の人のブログ内容を少し言い換えた程度では、なかなか難しいということになります。
しかし、全てオリジナルの情報を発信するのは、今のこの情報社会の中では少し難しいと思います。
私も同じでした。
なので、ベースの情報は同じになってしまうかもしれないが、それに加えて自分の経験でわかったプラスアルファの情報を加えるよう心がけました。
アドセンス審査の通過基準は不明確
誰もが言っていることですが、基準は不明確です。明かされていませんので。
ですが、二つのブログ審査通過を経てわかったことを述べたいと思います。
審査を申し込む間隔は関係ない
後の項目では私の合格までの道のりを記していますが、審査申込の間隔を2週間あけた方が良いとか、色々と言われていますが、そんなことはありませんでした。
約1ヶ月の間に7回審査申込を行い、最後の申込をする5日前にも申込をして不合格通知をいただいたばかりでした。
申し込みの頻度や間隔ではなく、記事内容そのものが重要だと考えます。
記事数は問題ではない
20~30記事書いた方が良いと言われていますが、それもまた違います。
二つのブログ共に4記事で審査通過しましたし、その他のブロガーさんも同じく少ない記事数で合格されています。
私が4記事に絞った理由は、アドセンス審査に通過できない理由をはっきりと掴みたかったからです。
記事が多いと、不合格になった際にどこを修正すべきか判断しづらいと思いました。
記事数が少なければ、共通して何ができていないのかわかりやすいですよね。
それに、たとえ多数の記事を投稿していても、そのうちのひとつの記事がポリシー違反をしていた場合には不合格になってしまいます。
そういった事態を避けたいと思いました。
不合格を繰り返している場合には、自分が自信を持って公開できる4記事を選び、不合格リスクの少ない状態で審査に臨むことをオススメします。
文字数はある程度必要かもしれない
2000文字以上とか3000文字以上とか、色々と言われている文字数ですが、オリジナリティを増やすためにはどうしても必要になるので、これは必然的にそうなるのかなと感じています。
でも、結局は文字数よりも記事の内容の良し悪しだと思います。
「未分類」カテゴリーでも大丈夫
カテゴリーは「未分類」にしない方が良いと言われていますので、私もそうするよう気をつけていたつもりでした。
でもこのブログAのアドセンス合格を確認した後にブログを見てみたら、「未分類」になっている記事がひとつありました(笑)
ということで、「未分類」になっていても大丈夫のようです。
記事内容のオリジナリティを客観的に判断できるツール
私が一番気をつけたことは、やはり記事内容です。
「価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)」が理由で何度も審査に通過できませんでしたので、内容が悪いのだと感じていました。
そして、二つのブログの審査を通過できたことで、ひとつ見えてきたものがあります。
先述しましたが、記事内容のポイントは以下と考えます。
①他の人が既に公開している情報と同じでは意味が無い
②オリジナルの情報が必要
③読者が求めている情報やプラスアルファになる情報である必要がある
このうち①②を満たしているかどうかを客観的に判断するために、「CopyContentDetector」というチェックツールを使用しました。
(使用方法はコチラでお伝えしています)
※この情報はいっぺこっぺブログさんから教えていただきました。
(参考:Googleアドセンスの審査に受らない人のための解説とチェックリスト)
コピペチェックツールで一致率25%未満がカギ
最初はこれで各記事の「類似率」を低くすれば良いかと思いましたが、20%以下に揃えてもダメでしたので、次にこれで「一致率」を低くすれば大丈夫かと考えました。
結局全ての記事の「一致率」を20%以下にすることができず、「25%未満」に設定したところで審査に通過することができました。
もちろん、記事内容のポイント③も押さえられるよう努めました。
また、自分の書いた記事同士の内容も被らないように注意しました。
同じように「価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)」で不合格になっている方は、このコピペチェックツールを使用して客観的に判断してもらいながら記事を書き進めと良いと思います。
合格までの道のり
私はブログを2つ開設しており、最初に解説したこちらのブログを「ブログA」、もうひとつの方を「ブログB」として話を進めていきます。
こちらのブログAの開設は2019年1月上旬です。
2019年3月16日までにAdSenseの審査に6回落ちました。かなり凹みました。
色々とブログを研究し、もうひとつ書きたいテーマがあったので、気分転換にもうひとつのブログBを作ってみたところ、一発で審査に通過できました。
そして気持ちを新たにブログAの記事修正を行ったところ、7回目の審査で通過できました。
ブログA・B共に4記事での通過です。
ブログBは2019年3月16日に合格通知をいただき、このブログAは2019年3月22日に合格通知をいただきました。
ブログAが審査に6回落ちた時の理由は全て、「価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)」でした。
1回目 2018年2月18日審査申し込み→2019年2月19日不合格通知
記事数:15
↓
修正点:全記事書き直しました。原型はある程度残した上で内容の充実を図りました。
↓
2回目 2018年2月25日審査申し込み→2019年2月27日不合格通知
記事数:20
↓
修正点:記事をより充実させみやすくなるよう、タイトルや見出し、文章の書き方などを整理しました。
↓
3回目 2018年3月9日審査申し込み→当日中に不合格通知
記事数:20
↓
修正点:コピーチェックツールで類似度を20%以下になっていることを確認。
カテゴリーが複数あったので、大きく外れた英語に関するコンテンツを外す。
自己紹介内容の記事を一般投稿から固定表示にしていたが、固定記事として書き直す。
↓
4回目 2018年3月10日審査申し込み→当日中に不合格通知
記事数:15
↓
修正点:記事が少なくても審査通過可能と知り、記事を5つに絞る。
タイトルを見直し、キーワードをしっかり定めてわかりやすく直す。
コピペチェックで類似率20%以下を確認。
↓
5回目 2018年3月11日審査申し込み→2019年3月12日に不合格通知
記事数:5
↓
修正点:記事を4つに絞る。記事内容は変えず。
↓
6回目 2018年3月16日審査申し込み→当日中に不合格通知
記事数:4
↓
修正点:コピペチェックで一致率25%以上あるものを25%未満になるように記事内容を修正。
記事同士の内容は被らないように注意。
タイトルを修正
↓
7回目 2018年3月21日審査申し込み→2019年3月22日合格通知!!!!
という訳で、コチラのブログはちゃんと記事を書き始めてから1ヶ月半程で合格できました。
ちなみにもう一つのブログは記事を書き始めて2週間弱で合格できました。
これからブログを始めてみようと考えている方、アドセンス通過を目指している方、少しでもこの記事が参考になったら嬉しいです。